B5版約200頁 1冊:2,328円(税別・送料込)
定期購読料(税別・送料込) 1年:44,764円 / 6ヶ月:22,382円


日頃よりご愛読賜り厚く御礼申しあげます。
新聞「自動車保険ジャーナル」は2010年1月より、週刊で発刊しておりました従来の冊子形式(B5版24頁)の新聞を、月2回(2,4週発行)で発刊する雑誌形式(B5版200頁程度)の判例雑誌「自保ジャーナル」に生まれ変わりました。

雑誌形式への改訂の主旨と致しまして、冊子では抜粋であった判決文の全文掲載を行うと共に、掲載事案数を増やして情報の充実化を図ります。
更に、サマリーに各事例に対する比較検討事例(同類又は対比事例等)や、損害賠償実務者の留意事項等を取り入れ、より一層分かりやすい裁判事例の掲載に努めてまいります。
今まで同様、交通事故民事訴訟に特化した掲載は変わりませんが、更に一般賠責や火災事故など、訴訟の情勢から、読者の皆様に関心が高いと思われる損害賠償事件についても幅広く掲載してまいります。

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、何卒宜しくお願い申しあげます。

 


 
各号内容紹介(ご覧になりたい号数をクリックすると開きます)
2073号(令和2年11月12日発行)
  1. 40歳男子主張の7級高次脳機能障害及び9級低髄液圧症候群の発症を否認し、意思疎通能力、問題解決能力は他者の援助が必要とまでは認められないと自賠責同様9級高次脳機能障害を認定した
  2. 84歳男子主張の1級1号認知機能障害及び排尿障害と本件事故との因果関係を否認し後遺障害の残存も否認した
  3. 19歳男子の自賠責9級16号顔面醜状等併合9級後遺障害は直ちに労働能力喪失に影響を生じさせるものではないとセンサス同学歴同年齢を参考に10年間5%の労働能力喪失で逸失利益を認定した
  4. 減収のない33歳男子外国籍英会話講師の自賠責14級9号左股関節痛を12級13号認定し67歳まで9%の労働能力喪失で逸失利益を認めた
  5. 外勤から内勤に復職している自賠責併合9級後遺障害を残す30歳男子の逸失利益を増収を目指し考えていた転職の実現が困難になった等とし60歳まで労働能力喪失率12%で認定した
  6. 自転車搭乗中に普通貨物車に追い抜きざまに衝突され自賠責8級6号認定の右肩関節機能障害を残す47歳男子の右肩痛は医学的に説明可能なものと認められない等から本件事故による後遺障害の残存を否認した
  7. 事故当日に採用面接を受け就労の蓋然性が認められる事故時無職の36歳男子主張の14級9号後遺障害を否認し、事故前3ヶ月間の平均日額を基礎収入に休業損害を認定した
  8. 自転車に搭乗して停車中に後退フォークリフトに衝突された原告女子の頸椎捻挫等の受傷を認め事故後約3ヶ月で症状固定と認定した
  9. 駐車場通路内で停止中に前方から駐車区画に後退進入してきた被告車両に衝突された原告車両の過失を4割と認定した
  10. 73歳男子被告普通貨物車との出合頭衝突で優劣関係において原告側広路を優先道路に準じるとし本件事故は基本的に被告の過失により生じたと原告自動二輪車の過失を1割と認定した
  11. Y運転のZ車に衝突された原告らの他車運転特約に基づく保険金請求はYはZ車を日常的に使用することが可能でありYにとってZ車は「主として使用する自動車」であると認定して他車運転特約の適用を否認した
  12. ハンドル操作を誤り田に転落して受傷したXの人身傷害保険金及び車両保険金等の請求は7ヶ月間に5件の保険金請求履歴等から供述内容の信用性が認められないとXの故意事故を認定した
  13. X所有建物の施錠された室内から灯油成分を助燃材とした出火は時限発火装置を用いたXの故意放火と認定し共済金請求を棄却した
2072号(令和2年10月22日発行)
  1. 23歳女子の高次脳機能障害は労災4能力をいずれも大部分喪失したと自賠責同様2級1号認定し、将来介護費は母親67歳まで日額6,000円、以降平均余命まで職業介護人により日額1万円で認めた
  2. 14歳女子の自賠法改正前基準の自賠責7級12号下顎部線状痕を緻密な評価をすることができると改正後基準を適用し9級16号認定した
  3. 40歳代男子建築業Xの自賠責12級認定の左耳鳴症は作業現場が常に喧騒状態から騒音により左耳鳴症が生じた可能性を否定できないとして事故との因果関係を否認した
  4. 44歳男子主張の7級四肢不全麻痺及び9級排尿障害等は急性頸髄中心性灰白質損傷を負ったとは認められないと事故との因果関係を否認し後遺障害の残存も否認した
  5. 追突された60歳女子主張の10級肩関節機能障害、同左膝関節機能障害等の併合9級後遺障害を否認し14級頸部痛を認定し3年間5%の労働能力喪失で逸失利益を認めた
  6. 原告貨物車で走行中に車線変更してきた被告乗用車に衝突された男子原告の頸椎捻挫・腰椎捻挫等の治療期間を3ヶ月と認定し、11ヶ月前の事故による後遺障害から3割の素因減額を適用した
  7. 同乗中に衝突された37歳男子の整骨院施術費は高頻度の受診から6割の範囲で因果関係を認めた
  8. 第2車線走行中のY貨物車を第1車線から追越中に転倒し轢過されたA自動二輪車がY車を追越すことの予測は困難等からYの過失を否認し、自賠法3条免責を認定した
  9. 72歳女子A自転車が対向車線はみ出し禁止規制に違反してY乗用車を追い越しY車の直前に入り込む危険な走行をしたとして双方の過失を5割と認定した
  10. 自転車除く一方通行路の太鼓橋上でのX自転車とY自動二輪車の正面衝突は上り勾配のため予め自転車から降りて歩道を通行すべきであった等からX自転車に25%の過失を認定した
  11. XがY会社の従業員Wに修理依頼したX乗用車をWが私用運転中の事故での損傷はY会社は修理依頼を承諾している等からWの運転行為はY会社の支配領域内の行為としてY会社の使用者責任を認めた
  12. 知人V運転のベンツにX同乗中の自損事故はVの作出と認め、Xの10年間に7件もの保険事故関与は不自然等から本件事故はXとVが共謀により作出したと認定し保険金請求を棄却した
2071号(令和2年10月8日発行)
  1. 遷延性意識障害等から自賠責1級1号後遺障害を残す15歳男子の将来介護費用を職業介護人分月額48万円で認め、両親分については日額5,000円で平均余命まで認定した
  2. 信号待ち停止中に追突された45歳男子主張の自賠責非該当の両眼調節不全障害を認め9年間5%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認定した
  3. センターラインオーバー乗用車に正面衝突された45歳男子の7級線維筋痛症又は9級非器質性精神障害の主張は線維筋痛症の発症を否認し自賠責同様12級非器質性精神障害を認定した
  4. 自転車搭乗中に前方一時停止Y普通貨物車に接触して転倒した51歳女子X主張の心的外傷後ストレス障害を診断基準満たさず否認し、後遺障害の残存も認められないと否認した
  5. 停車中に追突された30歳代女子主張の12級5号右胸鎖関節亜脱臼及び12級6号胸郭出口症候群を否認し頸椎捻挫から自賠責同様14級9号後遺障害を認定した
  6. 乗用車を運転中に被告乗用車に2度追突された45歳男子主張の両肩腱板損傷等から12級両肩関節痛は左肩に異常所見ないとして自賠責同様14級9号右肩関節痛を認定した
  7. 交差点を歩行横断中に7歳男児搭乗自転車に接触された32歳女子主張の転倒を否認し後遺障害の残存も否認して歩行横断中の過失を15%と認定した
  8. 路外右折進出Xタンクローリーと右後方追越しYダンプカーの接触で100b18秒間右折合図を出したまま低速度走行したX車の過失を5割と認定した
  9. 店舗駐車場通路を進行中に駐車区画から後退してきた被告乗用車に右後部を衝突された原告乗用車の過失を15%と認定した
  10. 信号のない丁字路交差点を直進中に対向の左折被告原付自転車に衝突された原告自転車に減速した形跡がない等から15%の過失を認定した
  11. ゴーカートに乗車し発進待機中に後続ゴーカートに追突され頸部痛等の併合14級後遺障害を残す38歳男子の受傷は遊戯施設運営会社の安全配慮義務違反による不法行為責任を認定した
  12. 被告乗用車を運転してカーブを曲がりきれずに原告所有の建物に衝突・破損は被告が運転中に内因性脳出血を発症し責任弁識能力がない状態で起こした事故と認め被告は損害賠償責任を負わないと認定した
2070号(令和2年9月24日発行)
  1. 追突された47歳男子主張の7級高次脳機能障害及び12級腰部痛等の残存を否認し自賠責同様14級頸肩背部痛認定し10年間5%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認めた
  2. 右折間もない被告乗用車との衝突から危うく死ぬ又は重傷を負うような外傷的出来事に暴露したとはいえないと11歳男子歩行者主張のPTSDの発症を否認し14級非器質性精神障害を認定した
  3. 22歳男子の第3事故から症状固定日までの通院及び休業等の人的損害の寄与率を第1事故10%、第2事故20%、第3事故70%と認め、第3事故と14級9号後遺障害の残存との因果関係を認定した
  4. 60歳男子主張の12級13号腰部痛は変形性腰椎症、腰椎椎間板ヘルニアの私病に起因するものと事故との因果関係は認められないとして後遺障害の残存を否認した
  5. Wタクシー後部乗車中にY乗用車に衝突され約5ヶ月間通院した23歳女子原告の休業損害を事故前3ヶ月間の平均賃金を基礎収入に原告主張の休業期間の2分の1を認定した
  6. 第3車線を直進中の原告乗用車左前部に合図と同時に車線変更してきた被告乗用車右側面との衝突で原告車に1割の過失を認定した
  7. 左ウインカーを消灯後右ウインカーを点灯せずに右側車線に進路変更した被告乗用車の過失は重いとし、原告自動二輪車が事故を予見して回避するのは困難であると過失を否認した
  8. 信号のない交差点での横断X歩行者とY自動二輪車との衝突はXの飲酒が歩行に影響を与えたとはいえないとXの過失を15%と認定した
  9. 整骨院を営む柔道整復師Yは施術をしたかのように装い施術費を請求したと甲損保に対する不正請求を認め、既払施術費及び調査費等の請求を認容した
  10. 追突された被害者XとY整骨院の共謀による保険金水増し請求を認め、甲損保の調査費用及び証拠保全費用等を損害と認定した
  11. 全損事故で搬送されたW車両に車両保険金を支払い所有権を取得した甲損保に対するY修理工場の保管料等の請求を否認し留置権の成立は認められないとして甲損保の車両引き渡し請求を認容した
  12. X会社所有車が盗難に遭ったとしてB会社が保険契約する甲損保への車両保険金請求はX会社に被保険利益は認められないと請求を棄却した
2069号(令和2年9月10日発行)
  1. 一時停止中に追突された35歳X主張の9級10号脊髄損傷及び低髄液圧症候群の発症を否認し自賠責同様頸部痛等の併合14級後遺障害を認定し心因的要素から3割の素因減額を適用した
  2. 27歳女子の障害年金2級認定から5級高次脳機能障害の主張は意識障害なく画像上の異常所見等認められず典型的な症状の経過にそぐわないと発症を否認した
  3. 自賠責11級7号脊柱変形等併合11級を残す44歳男子自営業の後遺障害逸失利益をセンサス男性学歴計同年齢平均の8割を基礎収入に23年間14%の労働能力喪失で認定した
  4. 追突され12級耳鳴等を残す減収のない56歳男子公務員の後遺障害逸失利益を定年後の再就職への影響も十分考えられると67歳まで5%の労働能力喪失で認定した
  5. 普通貨物車を運転停止中に被告普通貨物車に追突された70歳代男子原告主張の併合12級頸部痛等は、1年半前の14級頸部痛認定の加重とは認めず後遺障害の残存を否認した
  6. 74歳女子家事従事者主張の頸部・腰部痛等の併合11級後遺障害の残存を否認し43日分の2割につき休業損害を認めた
  7. 車両重量約12dの原告大型貨物車にクリープ現象により追突の衝撃は微弱として中心性頸髄損傷等の原告の受傷を否認した
  8. 事故から職場復帰前日の161日間に113日通院した整骨院治療費は医師が指示・同意をしたとは評価できず、施術の合理性・相当性にはかなりの疑問があると事故との因果関係を否認した
  9. A自動二輪車で走行中に合図なく車線変更してきたY車に衝突され転倒したAの頭部を右前輪に挟んだまま走行を続けたZ車に注意義務違反は認められないとZの過失を否認した
  10. 被告自動車整備会社に依頼した車検手続き中の原告車両の前部底面の損傷は原告主張の見積額を否認し、被告主張の見積額で修理費用を認定した
  11. 1ヶ月前の車上荒らしでのスペアキー盗難を秘匿してのX乗用車盗難は多数の保険金請求歴を有するXが偽装した故意事故と推認し請求を棄却した
  12. 被告飲食店内を歩行中の52歳女子原告が滑って転倒し受傷は店員が床が水でぬれてることを認識しながら放置していたと認められない等から被告の過失を否認し請求を棄却した
  13. 落雷による家電類の損傷は落雷情報専門会社の落雷報告書等からもX宅に落雷は認められず、近隣住民の嘆願書による落雷の認定は適切ではないと共済金請求を棄却した
2068号(令和2年8月27日発行)
  1. 最高裁は3級高次脳機能障害を残す4歳児の後遺障害逸失利益を定期金賠償で認めた
  2. 自転車で走行中に駐車場から進出してきた飲酒運転被告車に衝突されて死亡した24歳女子の死亡慰謝料2,800万円認め、母親250万円、弟100万円の固有慰謝料を認定した
  3. 自賠責9級16号左前額線状痕を残す35歳有職主婦の逸失利益を否認し後遺障害慰謝料800万円で考慮した
  4. 自賠責12級8号後遺障害を残す35歳男子主張の右手TFCC損傷を否認し右手首痛の影響は限定的として10年間5%の労働能力喪失で逸失利益を認定した
  5. 73歳男子主張の12級7号左足・左膝関節機能障害及び12級13号左足・左膝関節痛を否認し自賠責同様14級左膝痛を認定した
  6. 68歳男子主張の中心性脊髄損傷は画像・神経学的所見認められず、事故後3ヶ月以降に症状悪化からも否認し後遺障害の残存も否認した
  7. 乗用車に同乗して停止中に被告貨物車に追突された28歳男子主張の14級頸髄不全損傷を否認し後遺障害の残存も否認した
  8. 乗用車で右折中に左後方から転回タクシーに衝突された男子原告主張の14級右肩痛は腱板損傷ではなく捻挫程度にとどまると否認した
  9. 被告送迎車同乗中の車いす搭乗61歳女子が急ブレーキで転倒して受傷した右大腿骨骨折と入院中の肺炎死との因果関係を否認した
  10. 自賠責14級腰痛等を残す50歳代男子の約1年2ヶ月前の腰部症状の残存は否定できないが本件事故約6ヶ月半後の症状固定から治療期間の長期化等は認められないと素因減額を否認した
  11. 駐車場内で原告乗用車を駐車した際に被告乗用車に後部から後退衝突は専ら被告の過失により発生したと原告車の過失を否認した
  12. 目撃者の説明等から原告自動二輪車の赤信号進入を認め、赤色右折矢印信号で右折発進した対向被告乗用車の過失を否認し、自賠法3条免責を適用した
  13. 信号交差点で出合頭衝突した非接触転倒原告自動二輪車の高速度走行・赤信号進入を認め、左方路から青信号右折進入被告貨物車は運行に関し注意を怠らなかったと被告会社の自賠法3条免責を認定した
2067号(令和2年8月13日発行)
  1. 高速道路でチャイルドシートを使用して座席中に普通貨物車に追突された6歳男子主張の9級高次脳機能障害は脳損傷を認める画像所見なく意識障害も認められないと発症を否認した
  2. 約5ヶ月間で自転車搭乗中に3度乗用車等に衝突され受傷した36歳男子主張の頸椎椎間板ヘルニア及び頸髄損傷の発症を否認し後遺障害の残存も否認した
  3. 乗用車助手席同乗中に追突された31歳男子主張の10級難聴及び12級椎間板ヘルニアと事故との因果関係を否認し14級腰痛・左下肢しびれを認定した
  4. 乗用車走行中に追突され併合14級頸部・腰部痛等を残す58歳男子主張の事故約10ヶ月後の症状固定を事故後約7ヶ月と認定した
  5. 歩道上ですれ違い被告自転車のハンドルに衝突された原告歩行者の受傷を認め、通院慰謝料3万円を認定した
  6. 第1車線に進路変更直後に左方給油所から左折進入してきた被告中型貨物車と衝突した原告中型貨物車に25%の過失を認定した
  7. 片側1車線道路で直前に合図し路外右折進出しようとしたY乗用車の右側を速度超過で追い越そうとして衝突されたX原付自転車の過失を3割と認定した
  8. 第1車線に進路変更した際に後続の被告自動二輪車に衝突された原告原付自転車の進路妨害の過失の方が大きいと6割の過失を認定した
  9. 信号のない交差点で対向右折被告原付自転車との衝突を回避して非接触転倒した直進原告自動二輪車の過失を2割と認定した
  10. 横断歩道横断中に同一方向左後方から右折してきたY乗用車に衝突されたX自転車の過失を1割と認定した
  11. 示談成立後に診断された6級線維筋痛症に示談の効力は及ばないとの47歳女子の主張は示談後に生じた後遺障害ではないと示談の効力は及ぶとして請求を棄却した
  12. Yは通勤用に被保険車両を利用する一方で仕事中は本件車両を利用していたことから他車運転危険特約の「常時使用」に該当すると保険免責を適用し請求を棄却した
  13. 4年前にも同種保険金受領歴のある原告主張の海外旅行中の現金、多数の動産等の盗難は原告以外の者が持ち去ったという盗難の外形的事実は認められないと否認し、甲、乙、丙損保への保険金請求を棄却した
2066号(令和2年7月23日発行)
  1. 労災7級認定を受ける44歳男子主張の5級高次脳機能障害を否認、9級主張の外貌醜状を12級認定し、14級9号神経症状による後遺障害逸失利益を10年間5%の労働能力喪失で認めた
  2. 乗用車で車線変更中に後続車に衝突された40歳男子主張の9級10号中心性脊髄損傷等は衝突の程度は軽微で受傷を裏付ける客観的証拠はない等から本件事故での受傷を否認した
  3. 自賠責12級13号TFCC損傷を残す減収のない24歳男子会社員の逸失利益を痛みによる就労や日常生活への影響は限定的と10年間9%の労働能力喪失で認定した
  4. 路肩停車中にY車両に接触されたXの約5ヶ月の通院治療は鑑定書の内容から事故と因果関係のある通院期間を約3ヶ月と認定した
  5. 36歳男子主張の頸部、右手指第3関節及び右胸部疼痛等の14級9号後遺障害は本件事故以前に発生した事故によるものと本件事故による後遺障害の残存を否認した
  6. 飲食店経営の50歳有職主婦の収入認定をセンサス男女計平均を否認しセンサス女子全年齢平均で認定した
  7. 被告乗用車に衝突され停車中に再度被告車に追突された40歳代女子主張の本件事故11ヶ月後に再発した左第6頸椎神経根症と本件事故との因果関係を否認し後遺障害の残存も否定した
  8. 渋滞中の車線変更によるY車との衝突は車両間隔不十分の中で強引に車線変更した等からX車の過失を9割と認定し、不自然な通院状況等から本件事故による受傷を否認した
  9. 高速道路でバーストして追越し車線に逆向き停車中に後続被告乗用車に衝突された原告普通貨物車に4割の過失を認定した
  10. 丁字路交差点での直進原告自動二輪車に衝突回避をより困難なものにさせた87歳男子運転の右折進入被告貨物車の過失を100%と認定した
  11. 70歳男子の軸椎骨折は高速道路で乗用車運転中の自損事故後の症状とは整合せず事故翌日居酒屋での転倒によると認め人身傷害保険金請求を棄却した
  12. 原告ベンツの水路転落はハンドルを1回転と4分の3転把する必要がある等から原告の故意と推認し保険金請求を棄却した
  13. 無償又は安価で取得した原告ポルシェの河川転落事故はクリープ現象を利用して無人の原告車を落水させたと原告の故意を認め保険金請求を棄却した
2065号(令和2年7月9日発行)
  1. 自賠責3級3号認定を受ける6歳男子の高次脳機能障害を5級2号認定し、平均余命の80歳まで日額3,000円で将来介護費を認めた
  2. 48歳男子主張の9級脳脊髄液漏出症は起立性頭痛認められずブラッドパッチ療法も奏功していない等から発症を否認し後遺障害の残存も否認した
  3. 自賠責12級左下肢瘢痕の他、左足の痛み及び皮膚の脆弱性を残す19歳男子会社員の逸失利益を労働能力が喪失したとは認められないと否認した
  4. 30歳男子主張の9級排尿障害は症状固定診断の1年5ヶ月後の訴えで改善傾向の症状が悪化は外傷による症状の推移と合致しない等から否認し自賠責同様13級11号認定した
  5. 駐車場で停車中に後退被告乗用車に衝突され頸椎捻挫を負った6日後にラグビーの試合に出場等から事故と因果関係のある原告大学生の治療期間を25日間と認定した
  6. 被告車の運転席側窓枠に右手等を差し入れた際に発進されての受傷は原告主張の接触態様とは認められず、実況見分時に接触の説明ない等からも否認した
  7. 高速道路で横転Y車両を避けガードレールに接触して受傷の代表僧侶Xの休業損害は自ら発行の休業証明書は客観性に乏しい等から否認し、X車の過失を8割と認定した
  8. コンビニ駐車場内で後退Y乗用車に衝突された通路を漫然と走行した前方不注視X乗用車の過失を3割と認定した
  9. 丁字路交差点を右折中に右後方から直進してきた被告自動二輪車に衝突された原告乗用車の過失を25%と認定した
  10. 追突された新車登録から4ヶ月のタクシーの評価損を修理費の1割と認定した
  11. 国の保障事業に基づく補填の遅延損害金の起算日は自賠法73条の2第1項の
    「てん補すべき損害の金額を確認するために必要な期間」とは「損害調査のために必要な合理的な期間」として、填補請求書提出から約半年後と認定した
  12. 自賠責保険の付されていない加害車両に衝突され死亡したAの政府保障事業による填補の遅延損害金発生の起算日を事故後8ヶ月で填補金額を決定できたと填補金請求から約5ヶ月後には遅滞に陥っていると認定した
  13. X会社所有の施錠された倉庫内2ヶ所からの発火は第三者の放火認められず、経営状況逼迫、虚偽のアリバイ等からもX会社代表者の放火と認定し保険金請求を棄却した
2064号(令和2年6月25日発行)
  1. 自賠責3級高次脳機能障害等併合1級を残す49歳男子の将来介護料を妻が難病に罹患等から現時点において職業介護も想定して算定すると日額1万2,000円で認定した
  2. 追突された47歳女子主張の7級4号中心性頸髄不全損傷、脳脊髄液漏出症、外リンパ瘻の受傷を否認し自賠責同様14級9号左頸部痛を認定した
  3. 自転車同士の接触で8級脊柱変形障害を残す67歳有職主婦の後遺障害慰謝料830万円を認め、労働能力を喪失させるものとは認められないと逸失利益は否認した
  4. 71歳男子の右肩腱板断裂と本件事故との因果関係を否認し自賠責同様14級右肩痛認定して就労の意思があったとは認められないと休業損害及び後遺障害逸失利益を否認した
  5. 自転車搭乗中に貨物車に接触された26歳女子主張の12級外傷性頸椎椎間板ヘルニアは1週間前にも頸椎捻挫等で施術を受けていた等から本件事故での発症を否認し後遺障害の残存も否認した
  6. 甲損保の前事故で14級後遺障害認定を受けたことを秘していたとする女子Vへの既払治療費の請求は受傷部位が異なり同じ病院に通院等からVの虚偽申告認められず害意での不法行為も否認して甲損保の請求を棄却した
  7. X乗用車がカーブを曲がり切れずにガードレールに衝突は減速しなかったX車の自損事故と認めY自動二輪車のあおり運転を否認し、事故急停止X車に追突したY車の過失を6割と認定した
  8. 双方青信号主張する横断歩道横断中の原告自転車と30`b制限道路走行中の被告乗用車の衝突は信用できる被告の供述から原告側の赤信号と認定し65%の過失を認めた
  9. 深夜、歩行禁止道路を飲酒して歩行中に後続タクシーに衝突された52歳男子原告の過失を6割と認定した
  10. 信号30b手前で信号待ち停止車両間を4歳子供と歩行横断中に導流帯走行の被告乗用車に衝突された34歳有職主婦に35%の過失を認定した
  11. 乗用車降車後に道路横断した被告歩行者に接触された被告車右側走行66歳女子原告自転車の過失を7割と認定した
  12. 夜間駐車場近くの駐車禁止場所に駐車中にY乗用車に追突されたX乗用車の過失を3割と認定した
  13. 乗用車運転中に駐車場ブロック塀に衝突死亡した62歳女子Aの自殺及び重大な過失を否認し人身傷害保険金等の支払いを認容した
  14. 建物等の焼失による保険金請求の消滅時効の起算点は火災発生日の翌日と認定し、原告らの保険金請求権は時効により消滅したと請求を棄却した
  15. 休業中のX所有無人旅館焼失は過去の漏電火災等の複数保険金請求歴から電気火災を偽装した放火の契機になり得るとX又はXの意を酌んだ者による放火であると認定し保険金請求を棄却した
2063号(令和2年6月11日発行)
  1. 1級1号完全対麻痺等を残す48歳男子の将来介護費用を65歳以降は職業介護人の介護の必要性を認めると平均余命まで日額1万円で認定し、自宅建設費用等を約1,267万円認めた
  2. 後続乗用車に追突された64歳男子タクシー運転手の労災12級認定の頸部痛を14級認定し腰部痛等の後遺障害を否認して2割の素因減額を適用した
  3. 停車中に後退被告普通貨物車に衝突された45歳男子原告主張の頸部痛等9級後遺障害は頸椎の経年性の変性等から否認し後遺障害の残存も否認した
  4. 停車中に被告乗用車に追突された53歳男子原告の頸部には相応の外力が加わったと14級9号頸部痛を認定した
  5. 第1事故及び第2事故による74歳男子主張の受傷は人的損害を発生させるような外力は生じなかったと既払金で填補済みと請求を棄却した
  6. 路外から幅3.2bの本件道路に後退進入した被告普通貨物車と非接触原告自動二輪車の転倒は原告の前方不注視を認め、被告は注意を怠らなかったと自賠法3条免責を認定した
  7. W中型貨物車とY大型貨物車の間を追い越そうとしてW車と接触、Y車に轢過され死亡した26歳男子A自動二輪車に8割の過失を認定した
  8. ブレーキとアクセルを踏み間違えて赤信号に従わず170b走行してきた被告乗用車に追突された駐車禁止場所に停車中の原告乗用車の過失を否認した
  9. Y車両に衝突され受傷したXらの損害賠償請求権の消滅時効を認め、Yの消滅時効の援用は信義則に反するとはいえないと請求を棄却した
  10. 原告会社の従業員Aが側溝に転落して窒息死は泥酔状態等から合理的な通勤方法とは評価できず「業務に従事中」の要件を満たさないと業務災害補償保険金請求を棄却した
  11. 海外旅行中に滞在先のホテルの浴槽内で溺死した73歳女子は低ナトリウム血症という「疾病」により溺死したと疾病免責を認め海外旅行傷害保険金請求を棄却した
  12. 66歳女子アパート居室の階上からの漏水事故で事故と因果関係のあるショートステイ期間は修繕期間中の22日間と認め、合理的な外泊費として日額4,450円で認定した
  13. X乗用車が小動物を避けて用水路に転落し全損になったとの保険金請求は走行実験結果等や経済的利得が認められない等から故意招致事故と推認することは困難とXの請求を認容した
2062号(令和2年5月28日発行)
  1. 20歳女子アルバイトの高次脳機能障害を注文された飲み物をたびたび忘れる、道によく迷う、理解力が乏しく合理的判断ができなくなった等から自賠責同様7級4号認定した
  2. 頭蓋骨骨折等から7級高次脳機能障害主張の8歳女子は事故9ヶ月後の物忘れが激しいとの訴えまで精神症状や問題行動は乏しいと高次脳機能障害の残存を否認した
  3. ゴルフカートに衝突された48歳男子主張の右肩腱板損傷による10級CRPSの発症を否認し12級13号右肩痛を認定した
  4. 20歳女子の左膝関節機能障害を自賠責同様12級7号認定し併合11級後遺障害を認め14%の労働能力喪失で逸失利益を認定した
  5. 47歳男子の2級脊髄損傷等併合1級の主張は運動障害や麻痺の症状なく事故の衝撃は大きいものとは認められない等から脊髄損傷の発生を否認し自賠責同様併合10級後遺障害を認定した
  6. 24歳男子主張の労災認定同様10級母指機能障害を医学的に存在が認められないと否認し右母指神経症状の12級13号認定した
  7. 40歳代女子主張の9級非器質的精神障害は事故後の様々なストレス因子に対し個性の多様さを超えて過剰に反応等から自賠責同様14級認定し20年間5%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認めた
  8. 駐車場内で駐車中に後退被告乗用車に衝突された女子原告主張の後頸部痛等の14級後遺障害の残存を否認した
  9. 目撃者の証言等からY自動二輪車と出合頭衝突したX乗用車の青信号進入を認めてX車の過失を否認した
  10. 一時停止後進入した被告乗用車の前方を斜め横断して衝突された76歳女子原告自転車に3割の過失を認定した
  11. 同一方向進行中の被告乗用車の直前に飛び出して横断歩道を横断した18歳男子A自転車の過失を15%と認定した
  12. 高速道路で故障停車後に路肩で佇立していて被告乗用車に衝突、ひき逃げされたAの過失を2割と認定した
2061号(令和2年5月14日発行)
  1. 追突された30歳女子主張の12級13号脳脊髄液漏出症及び左胸郭出口症候群の受傷を否認し自賠責同様頸部痛・腰痛等の併合14級後遺障害を認定した
  2. 50歳女子の自賠責8級脊柱変形障害を11級、同14級左足部痛を12級の併合10級認定し17年間27%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認めた
  3. 38歳男子主張の2級高次脳機能障害は意識障害及び画像所見等認められず否認し10級左肩関節機能障害も認められないとして後遺障害の残存を否認した
  4. 40歳代兼業主婦主張の12級非器質性精神障害を自賠責同様14級認定し、実収入を基礎収入に10年間5%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認めた
  5. 50歳代兼業主婦主張の頸部・左上肢の神経症状等による労働能力喪失10%の後遺障害は画像所見を含め他覚的所見が認められないと否認した
  6. 一時停止道路から先に交差点に進入した原告乗用車の通過を待たずに右方から進行してきて衝突した被告乗用車の過失は重大として原告車の過失を2割と認定した
  7. 時速60`b制限の片側2車線道路の青信号交差点を転回中の被告大型貨物車に時速110`b走行で衝突した対向原告乗用車に4割の過失を認定した
  8. 対向右折被告乗用車と衝突した黄信号進入の直進A自動二輪車は停止線手前で安全に停止することができなかったとはいえない等からAの過失を75%と認定した
  9. 片側2車線道路で合図せず車線変更してきた被告乗用車に接触された原告自動二輪車には車線変更を予見するのは困難として過失を否認した
  10. 追越し被告大型貨物車に接触された原告自転車は右方から迫ってくる被告車に気付いており原告自転車を停止させれば事故を容易に回避できたと3割の過失を認定した
  11. 被告会社の被用者Y運転の被告乗用車による死亡事故は鍵をYに引渡した時点で所有権はYに移転したと認め被告会社の運行供用者責任及び使用者責任を否認した
  12. Y運転の本件B車両の使用者Cは音信不通の状態等からYがCに代わって継続的に使用していたと推認できるとしB車両は「常時使用する自動車」に当たるとして他車運転特約を否認した
  13. ショートステイ入所していたパーキンソン病有する要介護5認定の84歳男子の食事中の死亡は被告介護施設のY介護士の過失による誤嚥窒息死を否認して心筋梗塞による突然死の可能性を認めた
2060号(令和2年4月23日発行)
  1. 35歳男子主張の3級高次脳機能障害は意識障害認められず器質的異常所見も認められない等から否認し後遺障害の残存も否認した
  2. 42歳女子主張の5級線維筋痛症及び9級PTSDの発症を否認し頸部痛及び非器質性精神障害の自賠責同様併合14級認定した
  3. 49歳女子の自賠責14級認定の頸部痛等を他覚的所見が認められると12級後遺障害を認定した
  4. 47歳男子のクレーン車の金属製部品が頭部に落下し自賠責14級9号認定の項部痛は十分な他覚的所見が得られていると12級13号認定した
  5. 45歳女子主張の9級脳震盪後症候群は事故7ヶ月経過後の訴えや非器質的因子が大きく関わっている等から事故との因果関係を否認し自賠責同様14級頸部痛を認定した
  6. 自賠責14級9号頸部痛及び同腰痛の併合14級後遺障害を残す44歳男子ガソリンスタンド従業員の逸失利益を5年間5%の労働能力喪失で認定した
  7. 左折一時停止X乗用車がWタクシーに追突され、狼狽しアクセルを踏み込み歩道に乗り上げZらに衝突した事故でのXの人身損害の寄与度を2割と認定した
  8. 高速道路でタイヤが破裂して第1車線路肩付近を低速走行中の原告大型貨物車を回避できずに衝突した後続被告大型貨物車に8割の過失を認めた
  9. 高速道路トンネル内の非常駐車帯に積荷確認で駐車中に被告大型貨物車に追突された原告大型貨物車の過失を積荷のはみ出しが被告車の進路を妨害した等から2割と認定した
  10. 交差点10b手前で第2車線から左折してきた被告乗用車との衝突を回避することは困難として第1車線走行中に非接触転倒した原告原付自転車の過失を否認した
  11. 信号のない交差点で一時停止後に進入してきたY乗用車に出合頭衝突されたX自転車の過失を2割と認定した
  12. 黄信号で後退してきたタクシーに衝突された赤信号で横断歩道横断開始の原告歩行者に2割の過失を認定した
  13. X主張の車両入替は変更届の作成から4ヶ月後の登録で売買に関する書類等は一切なく新規車両の取得は認められないと車両入替を否認し保険金請求を棄却した
  14. 助手席の床に落としたスマホを拾おうとして塀に衝突は原告の故意が推認できる他、安全運転義務違反等の重大な過失によって生じたと保険金請求を棄却した
2059号(令和2年4月9日発行)
  1. 高速道路で路肩停車中に大型貨物車に追突された男子の5級主張高次脳機能障害を否認、9級主張の頸髄損傷も否認し自賠責同様14級後遺障害を認定した
  2. 症状固定時37歳女子主張の軽度外傷性脳損傷による2級高次脳機能障害は典型的な症状の経過にそぐわないと発症を否認した
  3. フォークリフトに右足を轢かれた29歳男子の右母趾用廃等を労災同様併合11級認定しセンサス同学歴全年齢平均を基礎に10年間20%、以降28年間14%の労働能力喪失で逸失利益を認めた
  4. 追突された40歳代女子会社員の左肩腱板損傷との因果関係を認め12級後遺障害を認定し10年間14%の労働能力喪失で逸失利益を認めた
  5. 自賠責12級右下肢瘢痕を残す11歳女子小学生の後遺障害逸失利益を円満な対人関係の構築や円滑な意思疎通の実現に影響を観念することができないと否認した
  6. 追突された34歳男子主張の11級眼球調節機能障害は本件事故による外傷で生じた視力障害とは認められず調節力低下との因果関係を否認し後遺障害の残存を否認した
  7. 体調不良により高速道路の第1車線にはみ出し路側帯に停車中に被告大型貨物車に追突された原告中型貨物車は路側帯端に十分寄らなかったと2割の過失を認定した
  8. 積雪道路で合図なし車線変更被告タクシーを避けようとして非接触スリップした原告乗用車は滑止め措置せずに走行したと2割の過失を認定した
  9. 歩道に進出するため減速して後続普通貨物車に衝突された原付自転車に55%の過失を認定した
  10. 路外右折進出の対向中型貨物車に衝突されたA側車付軽二輪車の過失を既右折状態に衝突とヘルメット不着用から2割と認定した
  11. 被告タクシーに衝突された青信号交差点横断歩道付近を斜め横断の70歳女子自転車の過失を4割と認定した
  12. 降雨の夜間、幹線道路を自転車で横断中に被告乗用車に衝突された77歳女子原告の過失を3割と認定した
  13. 駐車場に駐車中の初度登録から11年X乗用車の車上荒らしはXらの関与を否認し、修理費約9万円の損害を認定した
  14. 高速道路走行中の飛び石による被保険車両フェラーリのフロントガラス等損傷は本件事故以前から重複する損傷部位が相当存在していた可能性から事故の発生は認められないと保険金請求を棄却した
2058号(令和2年3月26日発行)
  1. 自賠責9級認定の65歳男子主張の7級高次脳機能障害を4能力のうちいずれか1つ以上の能力が多少失われているものと12級認定した
  2. 飲酒・無免許運転の乗用車に衝突され死亡した直腸がん等ステージWの75歳男子の余命年数を3年と認定し2年間40%の生活費控除で稼働逸失利益を認め4割の素因減額を適用した
  3. 自賠責12級6号認定の51歳男子左肩関節機能障害は可動域制限改善し後遺障害診断の測定結果は採用できないと後遺障害の残存を否認した
  4. 14級頸部痛等を残す49歳男子会社員の逸失利益を稼働していなかったとまではいえないとセンサス学歴計同年齢平均の5割を基礎収入に5年間5%の労働能力喪失で認定した
  5. 歩道歩行中の79歳女子Aが逸走してきた被告車に衝突されて死亡は飲酒運転がほとんどの原因となって発生した悪質なものと死亡慰謝料2,100万円を認定した
  6. 長男を介護する年金受給者の72歳男子の死亡逸失利益を年金受給額とセンサス女子全年齢平均の3割を基礎収入に7年40%、その後7年50%の生活費控除率で認定した
  7. 並走中の乗用車同士のドアミラーの接触で同乗中のXらは痛みを感じておらず衝撃は軽微なものにすぎなかったとXらの受傷を否認し請求を棄却した
  8. 駐車場区画内で佇立中にクリープ現象で後退乗用車に接触された32歳女子の受傷を否認した
  9. タクシー同乗中に大型貨物車に追突された73歳家政婦Xの休業損害を日額1万円で60日間認め、42歳家事従事者Vについてはセンサス女性全年齢平均を基礎に120日間3割の休業割合で認定し双方の素因減額を否認した
  10. 横断歩道上でA自転車にY乗用車を衝突させた両眼に視野狭窄を有するYの過失は酒酔い運転に匹敵するとし青色点滅で横断歩道に進入したA自転車の過失を2割と認定した
  11. 右側路外から左折進入してきた被告原付自転車に衝突された原告ロードバイクは車線間を逆走してハンドル操作等も適切でなかった等から原告の過失は甚だしいと被告の過失を否認した
  12. 地下通路出入口付近のカーブ地点で2人乗り被告自転車と出合頭衝突した地下通路進入原告自転車の過失を5割と認定した
  13. 被告調査会社の行動調査による原告玄関先のビデオ撮影は「社会生活上受忍すべき限度を超えて、原告の人格的利益を侵害するものとはいえず」と被告の不法行為を否認した
2057号(令和2年3月12日発行)
  1. 21歳男子の自賠責9級認定高次脳機能障害は事故後の意識障害及び頭部画像所見等認められないと発症を否認し、めまい症状の14級9号を認定した
  2. 前件事故で右下肢複合性局所疼痛症候群の診断を受ける40歳女子のバス乗車中転倒事故で左上肢・右下肢複合性局所疼痛症候群発症等による併合4級主張の後遺障害を否認し自賠責同様併合14級頸・腰部痛を認定した
  3. 自賠責併合10級を残す18歳女子には12級相当の5つの後遺障害が併存している等から労働能力喪失率を30%と認定した
  4. 乗用車を運転停止中に追突された44歳男子主張の左肩関節後遺障害は9年前の前件事故での自賠責10級10号の加重障害とは認められないと否認し本件事故による後遺障害の残存も否認した
  5. 自転車搭乗中に普通貨物車に衝突され12級13号頭痛又は脳挫傷痕主張の9級10号精神障害を有する22歳男子の後遺障害の残存を否認した
  6. 40歳代男子の自賠責12級認定耳鳴は事故前からの難聴が徐々に進行していたため気付かなかった等から本件事故との因果関係を否認した
  7. 追突されて14級頸・腰部痛を残す48歳女子会社代表者の休業損害は本件事故により報酬額を減額したとは推認できず休業した事実も認められないと否認した
  8. 路外から進入の乗用車に衝突された2人乗り大型自動二輪車に免許取得から1年未満及びタンデムステップ未装着から3割の過失を認定し、危険の不知から同乗者の過失を否認した
  9. 車止めがあるような通路からの被告原付自転車の交差点進入を予見することは困難と出合頭衝突された原告自転車の過失を否認した
  10. 視力低下等を有する71歳女子自転車の転倒は対向被告自転車とは関係のない理由で転倒した可能性があるとし被告自転車の過失を否認した
  11. ゴルフカートから転落受傷は運転していた被告の過失を7割、クラブを持って同乗し座席バーを完全に掴めなかった原告の過失を3割と認定した
  12. 被告車両に追突された原告らの乙損保への直接請求は被告車の運転者が被告とは認められないと直接請求を棄却した
  13. 保険金受領歴有するXの供述は信用性を疑わせる事情になる等から駐車場に駐車中のいたずら傷による保険金請求を棄却した
2056号(令和2年2月27日発行)
  1. Y会社の管理使用する車両が駐車場から窃取されての多重事故でY社は窃取されることを防止するための措置を講じていたとしてY社の自動車保管上の過失を否認した
  2. 車内に鍵放置のB会社所有乗用車を窃取した被告が自動二輪車に衝突は窃取と事故との時間的・場所的隔離性、著しい過失等から事故による損害と所有者の保管義務違反との因果関係を否認した
  3. 56歳女子自賠責12級7号認定の右足関節機能障害を14級9号認定し、肋骨変形及び右足内側傷痕は労働能力に影響を与えないと5年間5%の労働能力喪失で逸失利益を認めた
  4. 塾経営の原告男子主張のTFCC損傷を「疑い」にとどまる等から否認し、新規入塾生取り逃がしによる逸失利益を2人分の約46万円認めた
  5. 31歳男子のクロスバイク走行中に車線変更被告乗用車を避けて急ブレーキによる受傷を認めたが8級主張の後遺障害を否認した
  6. 8級7号右膝関節用廃又は10級10号右膝関節機能障害等を主張する40歳代男子には本件事故による右膝大腿骨顆部骨折等は認められないとし後遺障害の残存を否認した
  7. 原告主張の接触状況は不自然で賠償金を得る目的で他の機会に生じた負傷を主張している疑念から第1事故での受傷を否認し、第2事故による受傷は原告の故意行為と認定した
  8. 狭路に大回り左折進入のX普通貨物車と左側から追い越したY乗用車の衝突の過失を双方5割と認定した
  9. 青信号直進2人乗りX自動二輪車は無灯火で相当な高速度で進入したと認定し、対向右折被告乗用車に衝突の回避はできなかったと過失を否認した
  10. 規制速度未満で走行中の被告乗用車に歩道歩行中の原告が突然空中低く飛び出すことは予想困難として注意義務違反は認められないと被告の過失を否認した
  11. 18歳男子Yが祖父の自動車保険契約に付された他車運転危険特約が適用されず保険金が支払われなかった本件事故で保険代理店従業員Zの説明義務違反を否認した
  12. 一緒に飲酒後に運転代行に依頼せず酩酊状態に陥ったY運転車両に同乗したAに重過失があったと認定し傷害保険金請求を棄却した
  13. 白昼の本件火災はガスクロマトグラフ質量分析法等からも灯油を助燃剤とした放火と推認し、原告又は生活を一にする親族の故意によって生じたと共済金請求を棄却した
2055号(令和2年2月13日発行)
  1. 44歳女子主張の労災9級認定脳脊髄液漏出症は厚労省研究班基準及びICHD-3基準を満たさない等から否認し、頭痛等の14級9号後遺障害を認定した
  2. 24歳男子主張の9級高次脳機能障害は意識障害は相当軽微で脳実質の器質的損傷を裏付ける画像所見は認められない等から否認した
  3. ドアミラー同士の軽微接触事故は治療を要する傷害を負わせるものではないとXらの外傷性頸部症候群の発症を否認した
  4. 停車中のX乗用車ドアミラーに後方からのY乗用車ドアミラーの衝突は軽微で回避動作によって傷害を負ったとは認められないとXの受傷を否認した
  5. 両変形性膝関節症及び無症状の変形性右肩関節症を有する60歳代男子の右肩・両膝打撲による通院期間を本件事故後に訴えた右肩痛との因果関係を認め7ヶ月と認定した
  6. 中央線のない道路のカーブ地点で対向被告乗用車を認め非接触転倒した右側走行原告自動二輪車の過失を9割と認定した
  7. 交差点内先入の右折待ち停止被告タクシーに衝突の右方優先道路直進原告自動二輪車に3割の過失を認定した
  8. 後続被告乗用車と接触した車線変更原告原付自転車の過失を後方安全確認不十分から6割と認定した
  9. 同一方向走行中のA自転車が転倒して被告貨物車に轢過は被告車の走行とは無関係に転倒から事故の回避は相当困難としてA自転車の過失を9割と認定した
  10. 電柱を避ける際に右にハンドルを切って後方から進行してきた被告自転車に衝突された80歳女子原告自転車の過失を3割と認定した
  11. 進路変更合図を出した被告タクシーを避けようと転倒した後続原告自動二輪車は自らバランスを崩したとして被告タクシーの過失を否認した
  12. 生命共済契約を締結する原告の一連の行為は共済契約の存続を困難とする重大な事由が生じたとして乙共済による契約解除は有効であると認めた
  13. 自宅駐車場からランドクルーザーの盗難はサブリモコンキーの所在が不明等の原告供述は信用できず盗難の外形的事実の立証はできていないと保険金請求を棄却した
2054号(令和2年1月23日発行)
  1. 35歳女子契約社員の自賠責7級4号認定の高次脳機能障害を現実の就労状況は問題が少ない等から認定よりもやや軽い9級10号と認めた
  2. 23歳女子主張の脳脊髄液減少症は起立性頭痛認められず髄膜炎による頭痛の可能性からも否認し、症状固定後に訴訟提起まで3年経過から時効完成により請求を棄却した
  3. 追突された1ヶ月後から約2年5ヶ月間通院したC病院での措置は医療上適正な治療行為とはいえないと事故との因果関係を否認した
  4. 前年の追突事故の既往症を本件追突事故の4日前まで治療する42歳男子の本件損害に4割の素因減額を適用した
  5. 追突され脊髄損傷から自賠責12級13号後遺障害を残す29歳男子消防士の事故前からの無症候性脊髄空洞症を認め3割の素因減額を適用した
  6. 被告乗用車と出合頭衝突後に水田転落の41歳女子に14級左手環指・小指の痺れを認定し、既往の頸椎椎間板ヘルニアから3割の素因減額を適用した
  7. 対向乗用車とのドアミラー同士の衝突で67歳女子同乗者の頸椎捻挫等の傷害を経年変性による私病も考え得ると本件事故による受傷を否認した
  8. 第1車線を走行中のX自動二輪車が前方停止Yタクシーに追突は専らX車の前方不注視としてY車の過失を否認した
  9. 片側4車線交差点内で転回被告タクシーに訴外車の死角から進入して衝突された対向速度超過原告自動二輪車に2割の過失を認定した
  10. 直進自動二輪車に衝突した2段階右折せず赤信号早回り右折の対向被告原付自転車に100%の過失を認めた
  11. 軽四輪車運転中のAがトンネル出入口付近の擁壁に正面から衝突して死亡はAが意図的に惹起したとして偶然な事故を否認し保険金請求を棄却した
  12. 44歳男子が運転中の乗用車を逸走させガードレールに衝突によるくも膜下出血の発生は本件事故により発生したと認めることは困難と因果関係を否認して保険金請求を棄却した
  13. 深夜、乗用車を運転中に見通しの良い対向車線側電柱に衝突し死亡は車内の吐しゃ物からも酒気帯び運転と認めて保険金請求を棄却した
  14. 路上駐車中のX車両の盗難はXによる盗難偽装の蓋然性高く、第三者の持ち去りは考え難い等から盗難の外形的事実は認められないと車両保険金請求を棄却した
2053号(令和2年1月9日発行)
  1. 脊髄損傷等から自賠責1級1号を残す8歳男子の将来介護費は訪問介護費を月額1万7,426円で認め、移動支援及び居宅支援費については月額2,284円で認定した
  2. 11歳女子主張の脳脊髄液減少症はいずれの診断基準にも該当しないと発症を否認し、自賠責併合14級認定の後遺障害逸失利益も否認した
  3. 腎疾患を有する56歳男子配管工事業の外注費用等の休業損害は事故から腎疾患のために入院する前日までの約1ヶ月間と認定した
  4. 労災11級認定を受ける45歳男子主張の7級胸椎椎間板ヘルニアは事故から2年以上経過後の診断等から否認し後遺障害の残存も否認した
  5. 自転車同士の衝突で転倒受傷の16歳男子主張の10級視力低下及び同右肩関節機能障害を否認し後遺障害の残存も否認した
  6. 右中足骨骨折の20歳男子会社員の自賠責13級認定右第2、4趾機能障害を否認し14級右足痛を認定して実収入を基礎収入に5年間5%の労働能力喪失で逸失利益を認めた
  7. 軽微追突された52歳男子の接骨院等での施術の必要性は認められないとし事故と因果関係のある治療期間は3ヶ月と認定した
  8. 父親経営の整骨院での施術は原告に対する肉親としての情からサービスで行ったにすぎないと必要かつ相当な施術行為とは認められないとして事故との因果関係を否認した
  9. 信号待ち停車中に追突された原告らの接骨院治療は医師の指示に基づくものとはいえず、必要かつ有効であったとは認められないと事故との因果関係を否認した
  10. 夜間、飲酒後時速50`b制限道路を時速129`b以上の特異な高速度走行で黄点滅交差点に進入してきた被告乗用車に衝突された赤点滅進入原告乗用車の過失を否認した
  11. 高速道路上のX大型貨物車の追突はY大型貨物車の危険極まりない常軌を逸したあおり運転により惹起された故意又はそれに匹敵する重大な過失としてX車の過失を否認した
  12. 後続中型貨物車に衝突された未明の片側1車線道路に駐車中の大型貨物車は尾灯又は非常点滅灯をつけていたと認め、大型貨物車の過失を否認した
  13. Y乗用車に衝突されたXらの甲損保への直接請求で本件保険契約は保険契約者Zの代理人である無免許運転の夫Yの欺罔によって締結されたもので詐欺取消の対象となると請求を棄却した
  14. 駐車場に駐車中のX乗用車が車体全周に線状傷を付けられたとする保険金請求はX又はXの意を通じた第三者によって作出されたと免責条項を適用し請求を棄却した

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