植物状態となった２０歳女子の逸失利益算定につき再生産に要する生活費の支出を免れるとして生活費控除率３５％で認定した

富山地裁高岡支部　平成１８年４月３日判決（確定）
事件番号　平成１６年（ワ）第１２５号　損害賠償請求事件

事実の要旨
�@　植物状態となった１級３号後遺障害残す２０歳女子店員の逸失利益算定につき、再生産に要する生活費の支出は免れるとして、生活費控除率を３５％とした。
�A　上記事案の将来の介護料につき、生命に対する危険に常にさらされているとして、平均余命年数の半分の３２年間、１日６,０００円を認めた。
�B　８０�`�b規制の雨の高速道路サービスエリア付近で合流したＹ車両がＺ車両後部に接触後、中央分離帯に衝突、同乗中のＸ受傷につき、Ｚ車左後部接触後、第１車線からＺ車を追い越し加速、右転把したＹ車の過失により事故は惹起されたとしてＺ車との接触の因果関係、Ｚの共同不法行為責任を否認した。

※　判決文章等の詳しい内容は、本紙掲載号をご参照下さい。