１３年経過セルシオの車上荒らしは保険金５０万円で偽装するには疑いが残り甲の主張は採用できないと保険金支払いを認めた

札幌地裁　平成１８年７月５日判決（控訴中）
事件番号　平成１７年（ワ）第１０９９号　保険金請求事件

事実の要旨
�@　最高裁平成１８年６月６日判決後の初度登録１３年経過セルシオの車上荒らし損害につき、甲が「原告の意思に基づくもの」の立証がない限り、請求を拒むことはできないとし、原告には経済的動機がないとはいえないが、年収７００万円、妻も有職者で、保険金も５０万円に過ぎない等「偽装盗難であるとは認めることができず」、原告の請求は理由があると認定した。
�A　偽装盗難を疑われ精神的損害を負ったとの点には、甲が疑問を差し挟めば支払い拒絶の主張も「許される」と原告の主張を否認した。

※　判決文章等の詳しい内容は、本紙掲載号をご参照下さい。