セルシオ購入後に後輩に貸与中の１３年経過セドリックの盗難は３５０万円かけて改造、保険金額を変更している等原告の意思を認めるに足りないと保険金支払いを認めた

東京地裁　平成１８年７月７日判決（確定）
事件番号　平成１７年（ワ）第２７４５号　保険金請求事件

事実の要旨
�@　宅配運送業従事者の原告は、平成３年式セドリックを購入、２年がかりで改造、その都度保険金額を変更してきたが、高額なセルシオ購入後、カスタムカー好みの後輩Ｂに貸した約１か月後無人施錠駐車場から盗難された事案につき、原告の意思の立証責任は甲にあるが、甲の指摘では、セドリック用の駐車場も借りており、アルバイト稼働のＢに駐車場の有無を確認せず貸すことも不自然ではない等、「原告の意思に基づいて発生したものと認めるには足りない」として原告の保険金請求を認めた。

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