|
追突された３０歳女子眼科医に１４級振戦による手術できず研究職に転向、減収を認め１０年間１２％の労働能力喪失を認めた
甲府地裁 平成１７年１０月１２日判決（確定）
事件番号 平成１５年（ワ）第４３８号 交通事故による損害賠償請求事件
事実の要旨
① 追突されて左手に振戦が発症、手術ができなくなったとする３０歳女子眼科医につき、「研究職の眼科医に転向せざるをえなくなった」ことにより減収が生じているとし、１０年間「原告の労働能力喪失率は１２％」と認め、症状固定までの中間利息を控除して後遺障害逸失利益を認めた。
② １４級１０号認定の後遺障害慰謝料は、「原告特有の事情を考慮すると後遺症慰謝料を増額する理由がある」として２１０万円を認めた。
※ 判決文章等の詳しい内容は、本紙掲載号をご参照下さい。
|